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2022年10月26日

早稲田大学らの共創型デジタルツインの研究に Terragraph が貢献

NEWS

~Beyond 5G のベンチマークとして注目されるミリ波高速無線アクセス技術 Terragraph~


 株式会社ビーマップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉野文則)は、早稲田大学を代表とする研究チーム(以下、早稲田大学研究チーム)による共創型デジタルツインの研究活動*1に技術協力します。


 当社は、2022年1月より三井不動産の屋外ロボット開発検証拠点「KOIL MOBILITY FIELD」に、国内初のTerragraph*2実験設備「ミリ波ラボ@柏の葉」*3を開設しています。これまで、Terragraphのネットワークインフラを使い、KOIL MOBILITY FIELDの利用者に対しインターネット接続や、屋外無線LAN、多視点カメラ映像などのサービスを提供してきました。


 今回は、早稲田大学研究チームがKOIL MOBILITY FIELDにおいて実施する先進的なデジタルツインの研究活動において、ミリ波ラボ@柏の葉のTerragraphネットワークインフラを提供します。同研究は、将来Beyond 5Gが実現した際に、都市の様々なリアルタイム情報を収集するための、新たなネットワーク技術とデータ管理技術を確立することを目指しています。しかし、現時点においてBeyond 5Gは研究段階にあるため、Beyond 5Gとして確立された技術は存在しません。また、Beyond 5Gにおいては、テラヘルツ波などの未踏の周波数領域の活用や、国際標準の推進などが必要とされています。そこで、同チームはBeyond 5Gに対するベンチマークとして、テラヘルツ波に特性が近い60GHz帯ミリ波を使用し、Metaがオープンソースとして国際的に標準化を推進するTerragraphを同実験におけるネットワークインフラのひとつとして採用しました。また、60GHzは免許不要で利用できるアンライセンスバンドであり、場所の制約を受けないため、現時点においても実際のフィールドで様々な実験が可能となります。


 当社は、Terragraphの実験設備において、早稲田大学研究チームに先進的なネットワーク技術を提供することで、彼らの研究活動に貢献するとともに、Beyond 5G世代において必要となる要素技術を共に模索し、将来的にTerragraphに求められる技術を見極めたいと考えています。


プレスリリース全文

https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/22102701030.pdf


*1) 早稲田大学らが実施する研究プロジェクトの詳細

早稲田大学ホームページ/トピック

https://www.waseda.jp/top/news/83150


*2) Terragraph製品情報

ビーマップ無線LAN製品ホームページ/MLTG

https://www.wi-fi.bemap.co.jp/mltg


Terragraph 公式サイト

https://terragraph.com/


*3) ミリ波ラボ@柏の葉のプレスリリース

   ビーマップホームページ/プレスリリース

   https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/22020100984.pdf


研究プロジェクトのイメージ図


ミリ波ラボ@柏の葉の外観 および 機器配置


※ FacebookおよびTerragraphは、Meta, Inc.の商標です。

※ MetroLinqは、Accton Technology Corporationの商標です。

 

詳細につきましては、弊社担当までお問い合わせ下さい。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社ビーマップ ワイヤレス・イノベーション事業部 担当:須田

電話:03-5297-2263

お問い合わせフォーム:https://www.bemap.co.jp/contact/contact.php




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